カメラで撮るメリット

最近のスマホの画素数は高く、カメラよりきれいに撮れる機種もあります。スマホアプリで簡単に加工もできるので若者のカメラ離れと言われていますが、実は若者にアナログカメラの人気が出始めているのです。アプリの中でもアナログ加工を入れられるものも増えてきて、ノスタルジック感が出せるアナログ風の写真が流行りつつあります。

私も若者の部類ですが、私はスマホよりもリアルカメラ派。アナログ加工をするのではなく、フィルムでアナログに撮るほうが好きです。
フィルムカメラを現像すると、使い物にならない写真もたくさん出てきますが、エモい雰囲気になったり、ノスタルジック感が出せたりするのでフィルムカメラを手放せません。
せっかくの旅先で撮った写真に、光が入り過ぎてしまって撮りミスしていたということはよくあります。きれいに撮れればいいというわけではなくて、そんなミスした写真も一つの思い出になるというところもおすすめしたいところです。また、数日前に撮った写真なのに、どこか懐かしいような感覚を持つ写真になるのもポイント。アプリで加工をしても、フィルムの良さを表現するのは難しいので、フィルムカメラならではの味を楽しめます。

撮った写真はアルバムにする

最近ハマっているのは黒台紙のアルバム。1ページずつしっかりとした厚紙になっているところや、台紙のフィルムをはがして写真を貼れるタイプだと型崩れしにくいところが気に入っています。ずっと残して起きたいアルバムなので、ページが折れたり破れたりしにくい黒台紙はおすすめです。
アルバムを作るときに意識しているのは、写真やメモだけでなくデコレーションをたくさん入れるようにしています。日付や訪れた場所、そのときの感情などをたくさん盛り込むのがポイント。撮りミスした写真もできるだけ入れるようにしています。あとあと振り返ったときに、そういえばこんなこともあったねと笑い話にできたり、ミス撮りしたときの感情などを思い出せたりするので、思い出話に花が咲きますよ。

旅のお供に持っていきたいカメラ

私の愛用カメラは、富士フイルムのKLASSE(クラッセ)。デジカメが流行っていた2006年ごろに発売された35mmコンパクトと呼ばれるタイプです。
キレイに撮れる機能を持っているけど、独特の柔らかみや暖かさが出せるレンズが特徴です。高性能一眼レフみたいなお高いものではなく、中古で4万円くらいから売っていました。中古でもメンテナンスがきちんとされているものが多く、高いものだと10万円を超えるカメラもあります。高性能のカメラや一眼レフのようにメンテナンスや持ち運びに気を使い過ぎず、気軽に普段使いで持ち歩けるのもクラッセの良いところ。
旅先での写真は、たまにはフィルムカメラを使ってみると新しい景色に出会えるかもしれません。