デビューは公園から

トレイルランを初体験してきました。
トレイルとは、未舗装の道のことです。

正直、これまでハイキングや登山はした事があったけど、山は走ったことがありませんでした。
マラソン大会の10キロコースにしかチャレンジしたことが無い私。

当然、いきなり本格的な山道は厳しいので、初心者向けのクロカンコースと言われている公園でデビューしてきました。
公園は丘陵になっていて、約4キロのコース。
公園だから安心だし、ちゃんと高低差が100mもある。
デビューコースとしては、ピッタリでした。

トレイルラン開始!

その日は、ラッキーなことに晴天。
走り始めると、いきなり緑が気持ちいい。
野生児に戻った感覚になります。

でも徐々に、そんなに甘いコースではなさそうな気がしてきました。
結構な大自然です。
当然だけど、道は全然舗装されていません。
足をくじかないように、注意して走ります。
道が細いところは、木の根が張っているから、つまずかないように気をつけないと。

これだけ緑があって、草木も自然のままに生えていて、公園であることを忘れるくらいの立派な里山風景。
まさかヘビとか出てこないよねと思っていたら、ありました!
「ヘビにご注意ください」「野生動物にご注意ください」の看板が!
ここら辺では、タヌキやリスが出るみたいです。

トレイルランの醍醐味は景色

トレイルランの醍醐味といえば、やはり景色でしょう。
全国には、色々なトレイルランコースやイベントがあって、走りながら海が見えるロケーションのコースもあるみたいですね。
いつかはそんなコースを走ってみたいものです。

そうこう考えていると、最初のビューポイントに到着しました。
青空の下、農園が広がっています。
こんなに青と緑の世界を見たのはいつぶりだろう。

いつの間にか、道の状態は先ほどより良くなり走りやすくなっていました。
すると今度は、木の階段が目の前に。
結構長い階段で、足にきました。

階段を上りきると、2つめのビューポイントに到着。
市街地を見下ろせる高台です。
夜景が綺麗そう。
でも、電灯もない自然の中だし、夜は来れないと思います。

休憩タイムもトレイルランの魅力

途中の休憩ポイントもトレイルランの魅力です。
大自然の雄大な景色を見ながらの休憩は格別でしょう。
コースによっては、休憩ポイントに素敵なカフェがあったり、シャワーブースがあったりするところもあるんですよ。

こちらの公園では、そのようなところはありませんが、走っていくと、緑の広場に行き着きました。
初めて公園らしい開けた景色になりました。
敷地内には、ちょっとしたお食事処もあります。
トイレもあるし、屋根付きの休憩所もあるし、少しのんびりすることにしました。

そして再開。
後半も同じようなアップダウンは続きますが、橋があったり、遊歩道があったり、走っていても景色に飽きることはありません。
お花の綺麗なシーズンだったら、また一層素敵なんだろうなと思いました。

今回のコースは、公園といえども完全に里山で、トレイルランの練習をするには十分なコースでした。
ここで練習を積んで、いつか各地のトレイルランイベントに参加してみたいなと思います。